空っぽだと気付いて、ようやく自分について考えたこと
転勤した旦那について行ってからの私は、まさに迷走していました。暇を持て余しすぎて、時間を無駄に使うだけで自分と向き合うことができてなかったのですね。
■迷走①■
どこに転勤になってもまた働けるように、資格をとってみたいと思いました。そしてユーキャンの医療事務講座を受講→テキストは一か月で倉庫で眠ることになりました。(飽きた)
■迷走②■
仕事を探す→田舎過ぎて職がない。選ばなければあるにはあるが、そこまでの気力もありませんでした。
■迷走③■
趣味を探す→結局一日中ネットをしているだけでした。
■結果■
いつまでたっても友達もいないし、知り合いもできない。
その日、話をするのは旦那だけ。
とっても孤独で孤独で。
自分で選んだ生活だったのに何か違うなぁ~、とぼんやり思ってましたが、ここでもまだ自分のことを突き詰めて考えることはありませんでした。
そんな私が少しだけ変わったのは、
子どもができたことがきっかけでした。
このころの私はというと
■回想■
そういえば、社会人時代の私は、
自分がどうしたいかよりも、「こうあるべきだろうな~」ってことばかり考えて動いていたような。 私って八方美人で周りに嫌われたくなくて、いつも自分に嘘ばかりついてたし。自分のことなんて全然大事にしていなかったな~。人に合わせるばっかりで実は中身は空っぽだったのね~ ・・・
ってことに気が付いて、毎日モンモンとしていたのです。
だって子育てって、めちゃくちゃ判断力がいるんだもん!「自分」っていう軸がないと何ひとつ進まない。「私が」どうしたいか。「私が」どんな子育てをしたいか。がいつも問われている気がしました。
おむつ替えひとつとっても、
紙パンツor布おむつ?
汚れたら旦那に替えてほしいの?or慣れるまで自分で替えたいの?
一回おしっこしただけでおむつは替えたいの?or様子をみるの?
泣き止まないときはすぐにおむつを替えるの?
分かりにくい例えだけど
何をしても、ずっと泣き続ける子だったので、優柔不断な私はいつも迷っていました。そこに無限の選択肢があるようで。。。
選べない!わからない!
だから、小さなことだとしても、今の私は「自分の意思」をもちたいな、と思ったのです。
それに、迷ってオロオロしてるから余計に子どもが泣くのかな?それよりも、私がどうしたいか決めて堂々と接したほうがいいのかも・・!?なんて思ったり。
そう考えてから、なるべく自分軸を持つ練習をするようにしました。
具体的には、心の中でだったり会話の最初に、「私は」とつける癖をつけました。
すると、不思議なことに、少しずつ少しずつ、「自信」が持てるようになったんです。
「私はこうしたい」
「私は嫌だと感じた」
たったこれだけ言葉にするだけで、劣等感の塊のような性格が溶け出して、驚くくらい私の気持ちがポジティブになれました。そればかりか、子育て以外では、不思議なことに旦那と喧嘩することが減りました(笑)
たぶん、子どもを育てるという行為が、私のそれまでの人生で欠如していた「わたしがどうしたいか」を伝えるという成功体験を与えてくれたのだと思います。
そして、話は飛躍して(笑)
私はこの子を育てるために生まれてきたに違いない!
なんて今は本気で思っています。
変な方向に自信がついてる~~(^_^;)
だけど、旦那は昔の私より今の私の方が生き生きしててイイね!って言ってくれるので、それでいいです*